外見は、みんなバラバラ、でも中は1つ-ワンネスの話-vol.5-

哲学×心理学

この話をするのに、まずはアートマンとブラフマンのお話をしたいと思う。


前回までのお話はこちら。 心や、神とのつながりワンネスに関して深く説明しています。


アートマンとブラフマンとは?

まずは、このよくわからない、言葉を説明したいと思う。 これは、ヨギーなら必ず勉強する言葉。

「ブラフマン」と言われて、みんなが想像するのは、あのミュージシャンのブラフマンだよね!彼らも、バンド名をつけるとき、ブラフマンにするか、アートマンにするか迷ったらしい。笑

そうではなくて、ここで話すのは、哲学の話。

ブラフマンは、神のこと。

アートマンは、私たちの魂のことを呼ぶ名称。

ゴールドが、形を変えて、指輪やネックレスになるように、ブラフマンが形を変えて、アートマンになったと言われている。

だから、ブラフマンはマクロレベルで、アートマンはミクロレベルになる。

ブラフマンは、神なので、絶対の至福で、永遠の存在と言われている。

だから、形を変えたアートマン(私たちの魂)も絶対の幸せで、永遠であり、特別である。

ブラフマンは神という1つの存在だから、私たちの魂であるアートマンも、本当は1つで繋がっている。

人間はどうしても、外見に目をむけてしまう

だけど、普通の人を見て、「本当は、中の魂はみんな一緒だから、みんな1つ」とは全く考えられないよね・・。

私たちの目は、どうしても外に向いてしまい、外見を見しまうからみんなバラバラだという考えを持ってしまう。

皮膚の色、言葉、国籍、女性、男性、背が高い、低いなど、みんなバラバラの人間だと認識してしまう。

女性を見ると「女性だから〇〇」という印象がでるし、男性を見ると、「男性だから△△」という、また違う印象がでてくる。それくらい、私たちは、外から見た印象で人をみている。

だけど、それは実在ではなくて、単なる私たちの心で描いた印象でしかない。

だって、外のものは一時的だから。

例えば、今はとても美人に見えても10年後は、どうなるかわからないし、自分の写真を見ても、子供の頃、若いとき、年をとってから、外の見た目は、バラバラになる。

そうやって、私たちの外見の印象の基礎は変化している。

外から見て作った印象は、真理ではないから、中を見ることがとても重要だと教わる。

外から見ると「その人は悪い人」と考えてしまうけど、中に入ると本当は、みんなアートマンであり、ブラフマン(神)。だから、人を憎むことはしない。

人を憎んだり、嫌いになると、最初は「好きではない」くらいの感情が、次は嫌い、大嫌い、憎しみとなり、自分の安心、幸せはつくれない。心の中にその憎しみがある間は、心の安定はなくなってしまうから。その人の問題は、相手を憎むことではなく、自分の心の問題になってしまう。

神の勉強をすると、全ての中にブラフマンがいることがわかるようになる。

(わたしもまだ、ここまでは到底、遠いのだけど・・)

それには、仙人はいつもこんな例えを使う。


「外からみるとみんな、バラバラに見えるけど、本性のことを考えてほしい。

汚い水もH2O、きれいな水もH2Oではないですか。すべての水はH2Oですね。汚い水も本性はH2Oですから汚いものを取り除くと、またきれいな水になります。

例えば、私たちの飲み水の源はどこですか?湖や川ではないですか。それを飲料用に処理していますね。初めはそれほどきれいではありませんから、きれいな水もH2O、それほどきれいでない水もH2O、汚い水もH2Oです。同じイメージで理解してください。すべてはブラフマンです。外から見ますと悪い人あるいは良い人という印象が出ますが、すべて中は(本性は)ブラフマンです。」

「池のイメージは小さい。海というとたくさんの水のイメージがあります。アートマンは池、ブラフマンは海のようなもの。だけど同じ水。アートマンとブラフマンは両方とも純粋な意識で繋がっていて1つ。だから、もしあなたが池の水を飲んだら、海の水を飲むのと同じ結果で、H2Oには変わりはない。」


だから、みんな、ただ存在するだけで、特別な存在であるということ。

だけど、理解することは、本当に難しい。

だから、私は、いつも仙人に尋ねる。「どうしたら理解できるのですか?」

仙人は、いつも言う。

「カラダ、心、感覚のコントロールが必要。それをしないと、何回説明されてもわからない。コントロールできると、心はだんだん清らかになり、精妙なこと、神のことを理解できるようになるよ。」

「神のことをイメージするのはとても難しい。だって、みんなには、その経験がないから。だけど、私はそれでも、神のことを説明したい。教えたい。だから、みんなが、経験のあるものを使って、「これではない、これではない」と説明する。それ以外に方法がないから」

「食べたことのないものは、説明されても本当は、食べないとわからない。その人への助言は食べてみてください。だから、瞑想して、実際に経験してみてほしい」と。

「みんな、だいたい死ぬ時に、それがわかる。だけど、それでは、遅い。だから、今から学び、理解してみてほしい。」

★★★

自分が不安や恐れ、怒り、苦しみの感情に、取り囲まれてしまったとき、ぜひこれをイメージしてみてほしい。「心は苦しみに支配されているけど、本当の自分は特別で、いつもずっと幸せで、何も心配することはない。」ということを。

もちろん、私たちは人間界に生きているので、毎日、自分に降りかかる困難に対処して、乗り越えていかなければならない。だけど、それは、すべて「一時的」なことで、乗り越えられない苦難は降りかかってこないから。

この続きは、また明日

<関連記事>

ワンネスと神のお話

ワンネスと神のお話 vol2

90%は心のレベルで生きている

心がないと時間と空間の観念もない!?

0
タイトルとURLをコピーしました