日常の中で過去のことを思い出して苦しくなってしまう方へ

お悩み相談

今回は、ココロノマルシェのご相談に回答させていただきます。同じようなお悩みをお持ちの方も多いと思うので、ぜひ、参考にしてみてください。

■日常の中で過去のことを思い出して苦しくなってしまいます。(ゆかさん)

今まで上手くいかなかったこと、失敗したこと、怒られたこと、嫌われてしまったこと、冷たくされたこと、ひどい態度をとられてしまったこと、相手が機嫌が悪いので理由もわからず謝ってしまう自分など、小さい頃から現在まで日常の中で過去のことを思い出して苦しくなってしまいます。

昔のことを思い出してもしょうがないとは頭ではわかっていて、自己啓発本もたくさん読んでいるのですが、どうしてもやめられません。

仕事も上手くいかないことが多く、私にできること向いているものはあるのかなと思ってしまいます。

この性格をやめたいと思っていますが、抜け出せません。

何かアドバイスいただけたら幸いです。よろしくお願いします。

こんにちは、れんが回答させていただきますね。

素敵なカウンセラー仲間のみんなも、たくさん、ゆかさんの質問に回答くださっていますので、私は、少し違う角度からご回答しますね。

ゆかさんは、過去のことを思い出して辛くなってしまうとのこと、過去にたくさん辛い経験をされてきたのですね・・。

そこから、抜け出す手段で一番早いのは、「今」に集中する力を養うことなんです。

どうやったら、その力が養えるか??

それは、一種の脳の筋トレみたいなものなんです。

意識が、過去に飛んでしまうと、過去の嫌な想いがたくさんでてきます。

それは、つまり、「過去のことを考えること」に、ゆかさんのエネルギーを使ってしまっているということ。

だから、その過去にむいたエネルギーを、「今、目の前のことに、没頭する」ことに全力を使うようにシフトしていきます。

少し、想像してみてほしいのですが、心や感情って、固体じゃなくて、液体みたいなものですよね。

もしも、心が、物理的な「もの」として固体だったら、

私の心があります。

「怒り」嫌だ!、取り除く。

「幸せ」ほしい!、もっと大きくしようとか。

「むかつき!」、時々はいいけど、ちょっと端っこの方に置いておこうとか。

ゆかさんのお家のように、物理的に整理することができますよね?

だけど、それができないから、ゆかさんは、とても辛いんだと思います。

私たちは、多くの場合、あたかも心が、固体であるかのように、「あー過去の嫌な想いがきた!」

「ぴしゃ」って止めたい!とかってなるわけです。

だけど、心は固体じゃないから、そんなにうまくはいきませんよね。

だからね、心を液体としてとらえてみてください

もしも、心が、お風呂(液体)だったら、お風呂の中に、ネガティブな思考、辛い過去の感情

(例える言葉が悪いかもしれませんが、わかりやすく説明するのに、ネガティブな感情=ゴミと表現しますね。お気を悪くされたらごめんなさい。)

が浮いてたら、このゴミを「取り除きたい!」と思って、自分の意志でとりにいこうとしますよね?

お風呂に手を突っ込んでも、液体だから、がーーって、かえってかき乱してしまって、

あっちでもない、こっちでもない、と、心の水面はもっとかき乱されてしまいますよね?

わかりますか?? そんなイメージなんです。

つまり、今の、ゆかさんは、過去の辛い想いが浮かんで来たら、更に、

「過去のことなのに、まだ気にしている自分って最低!」

「いつまでも過去に縛られて、私はこの先幸せになれないんじゃないか!」

って自分の頭に浮かんでくる、過去の出来事に対して、更に手を突っ込んでしまって、

自分で自分の首を絞め続けて、自己嫌悪に陥っている状態なんです。

カウンセリングであれば、

「なぜ、ゆかさんは、そこまでして、自分が幸せになることに許可を出せないのか?」

という観点で、根本的な原因を探していくと思います。

ここで、1つご提案したいのは、ちょっとの間だけ、手を出さないで、

そのお風呂の水面にある、ゴミに、一切、手をださなかったら、その水の中で、そのゴミはどうなると思いますか?

水面で、「あー怒りあるなー」「あー悲しみあるなー」

「何十年も前からずーっと、でてくるこんな嫌な過去があるな・・」と、

一歩離れたとことから手を入れずに眺めて、

そこで、エンジンかかってるときは、手をいれたくなってしまうんですけど、

そこで最初の1歩を我慢してみてください。

ゴミは、放っておいていたら、触らないでいたら、自ずと落ち着いた時に、お風呂の底に沈まり落ち着きますよね。

そのチリが落ち着いた時の、水質はどんな感じでしょうか?

クリアな水質になりますよね。

水質は、もともとクリアだったってこと。

錯覚を起こしていたときは、そのごみの異物と、水が同一化してしまっていて、

濁っているのが、私。(=自己嫌悪)と思ってしまいます。

でも、それは、本質じゃないんです!

触らず、ゴミが底に落ちて静まったときには、「私はゴミじゃなかった」と気づくことができるんです。

だから、「ゴミをあーして、こうして、失くさなきゃ!達成しなきゃ!」と思うのではなく、

クリアな幸せと思える意識は、そもそも何にもしなければ、「ただそこに今あるもの」なんです。

ゆかさんだけじゃなく、私たちは、みんな、今でも、心のごみをわーって、かき乱してしまう時も、たくさんあります。

だけど、そのリセット方法を知っていれば、少なくとも、更に自分を責めることは減っていきます。

そのリセット方法が「今」に集中する力を養うこと。

実はその筋肉を鍛えるのが、ヨガや瞑想なんです。

なぜ、私が、ヨガや瞑想の観点から、今日は、ご回答させていただいたかというと、ゆかさんは、きっとすごく、頭ですごく考えるタイプの方で、

自分の感情よりも「こんな風に思う私は悪い!」って

思考がすごく強く働く方なように思いました。

そんな方は、カウンセリングでお話をしても、なかなか感情にたどり着きにくいことが良くあります。

だから、まずは、思考を止める。自分の感情に素直になるっていう練習(筋トレ)をしてほしいんです。

そのうえで、カウンセリングを受けていただくと、受けとりやすく、効果も早く感じていただけると思うんです。

ぜひ、ご自身の思考を止めて、「今に集中する練習」として、ヨガや瞑想を活用してみてくださいね。

■7月火・金 夜22:00~オンラインヨガ&瞑想会

7/12 オンラインお茶会

7/18 ヨガ&瞑想会ワークショップ@東京神楽坂

7/19 アフタヌーンティ付き お茶会@品川

■瞑想クラスもあります。7/4,5,6 3日坊主クリスタルボウル&瞑想会

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