今日もココロノマルシェのご相談へのご回答です。
自分に禁じていることをしてしまうと、大きな罪悪感に支配されてしまいますよね。
■自分の中に支配する自分と支配される自分がいます。(みそこさん)
初めまして、相談させてください。
私はヒステリックな母と無関心な父親、女王様の姉と病弱な妹の間で育った騎士兼歩く正論の次女です。
家庭を守るため、母のヒステリーを抑えることに必死になって生きてきました。
家庭の平穏は私が守ってきた、私が犠牲になってきた
母も姉も妹も父も、みんな私が守ってきたと思っています。
誰にも理解されませんが…。
私は常々誰かに利用されていると感じます。私を愛玩する人、男女問わず。私がどういう人間なのかなんて興味がない人たちです。
支配される私がいるなと思います。
ここまでは慣れているので良いのです。
けれど、先日母のように好きな人・幸せになって欲しい人を支配する自分に気が付いてしまいました。
相手の幸福や安寧を否定し、迫り、私が思うその人の幸福に当てはめようと状況をコントロールしようとするのです。
それでも赦してくれる友人が怖くて怖くて、自分への自己嫌悪で嘔吐しそうになってしまって
それと同時に母や家族への恨みが止まらずに頭がボンヤリします。
私ってなんだっけ?
誰も支配したくない、誰からも支配されなくない。
苦しくて苦しくて通勤電車で泣いてしまいました。
あぁ、病気だなぁと思ってしまって、こちらで吐き出させていただきました。
支配から抜け出すにはどうしたら良いのでしょうか。
消えて無くなってしまいたいです。
みそこさん、こんにちは。れんが回答させていただきますね。
ヒステリックなお母さんに耐え続けられたり、自分が利用されていると感じてしまうのは、本当に辛いと思います。
消えて無くなってしまいたいだなんて、言わずに、解決策を探していきましょうね。
みそこさんは、自分が家族やお母さんから、支配されていたと感じていて、とても辛い想いをされているので、
「人を支配すること」=「とてもとても悪いこと」と思われていると思います。
自分に禁じている力が強ければ強いほど、自分がしてしまうと、それだけ、大きな大きな罪悪感に心が支配されてしまいますよね。
それだけ、みそこさんが、「支配されること」で辛くて、暗くて、怖い経験をされてきた証拠ですね。
ですが、私たちは、みんな、人間である以上、 好きな人・幸せになって欲しい人を支配したいと思う気持ちは、少なからず、誰にでもあるものだと思います。
だからね、みそこさんも、人間らしくていいじゃないですか!と私は思います。
なので、まずは、そんなに自分のことを責めるのはやめてくださいね。
きっと、みそこさんが辛いのは、自分が「支配してしまう」行為ではなくて、
「支配する=お母さんと同じ」
「自分があれだけ、嫌だと思っていた、お母さんと同じ行為をしてしまった」
「自分がお母さんのようになってしまうのではないか」
相手を「自分が支配された時と同じように、辛い気持ちにさせてしまっている」と自分を責めてしまうからではないでしょうか?
だけど、ここで、大事なのは、自分がどれだけ、相手を支配しようとしても、相手はコントロールできない存在だということを理解しておくことだと思います。
そのために、セッションであれば、私は、みそこさんに、こんなご提案をすると思います。
「もう、犠牲になるのはやめませんか?」
「お母さんの望む、私でいるのは、やめませんか?」
「自分で自分の人生を歩きませんか?」
ということです。
>家庭を守るため、母のヒステリーを抑えることに必死になって生きてきました。
「自分が、我慢すれば、家族がうまくいく」
「自分が、耐えれば、お母さんはヒステリーにならない」
みそこさんは、自分を犠牲にすることで、お母さんのヒステリーをコントロールしようとしてきましたよね?
必死に、自分を犠牲にして、家族のバランスをとろうと頑張られてきましたよね。
だけど、みそこさんが、そこまで、家族を背負う必要はないと思います。
相手は、コントロールできないから、もう手放してもいいんです。
家族の重荷を下ろして、自分の人生を歩んでいくタイミングがきているのだと思います。
みそこさんの心の中には、お母さんやご家族への恨みとともに、
「もっとこうしてほしかった!」という思いはありませんか?
「もっと、お母さんに甘えたかった」
「もっと、お母さんに、わがまま言いたかった」
「もっと、お母さんに、話を聞いてほしかった」
お母さんばっかりになってしまいましたが、恨みと共に、たまっている気持ち、なぜ、そこまでお母さんに対して、気持ちが大きくなってしまうのだと思いますか?
きっと、みそこさんは、
家族を守るため、お母さんを守るために、必死に戦われてきたのだと思います。
それは、裏を返すと、それだけ、お母さんや家族のことを、愛されていたからですよね?
認めたくないかもしれませんが、きっと、みそこさんは、ご家族に対しての、愛がすごく大きい、
思いやりのある、愛の深い方なんだと思います。
大切に思えないと、そんな風に、自分を犠牲にしてまで、守ろうとはできませんからね。
そして、お母さんは、なぜ、そこまで、みそこさんを支配してきたのでしょうか?
みそこさんも書かれていますが、それだけ、お母さんは、みそこさんのことが大好きで、
幸せになって欲しいと思っているからですよね。
愛情表現の仕方が少しずれていたのかもしれませんが、お母さんにも、みそこさんに対する大きな「愛」がきちんとそこにはありますよ。
だからね、みそこさんは、もう幸せになってもいいんです!
お母さんもきっと、みそこさんに、「言うとおりに生きてほしい」のはなくて、「幸せになってほしい」と思っていると思います。
そのためには、まず、抱えている感情を吐き出すことをおススメします。
感情が心の中にたまりすぎていると、本当に自分がどうしたいのか?わからなくなってしまいます。
長年、みそこさんは、支配されていたのですから、「 私ってなんだっけ?」と思ってしまうのも無理はないです。
ここで出てくるのは、やっぱり、お恨み帳ですね。
お母さんに対する怒り、恨みをまず書き出してみてください。そして、もっと、お母さんに「してもらいたかったこと」も書きなぐってみてください。
カウンセリングであれば、感情を吐き出してもらった後に、みそこさんは、どんな使命のために、この家に産まれてきたのか?ということを考えていくと思います。(ちょっと過酷ですけど!笑)
そして、みそこさんの魅力や価値を通して、「本当の私ってなんだっけ?」を解決できる糸口を探していきます。
もう1つぜひお伝えしたいのは、マインドフルネスの観点でお話をすると、
「自分の中に支配する自分と支配される自分がいる」と気づいている、みそこさんには、どちらに属さないゾーンにいるということなんです。
どちらにも属さないゾーンとは、支配してもいないし、されてもいないということです。
それだけ、自分のことを、客観的に、冷静に見れている自分もいるということです。
それは、本当にすごいことなんですよ。
それをヨガ的にいうと、「自分の中の神聖な部分」「本当の自分」と表現したりします。
ちょっと、意味わからないことを、言い出したなと思われるかもしれませんが・・笑
どういうことかというと、支配されていたり、支配している「自分」というのは、周りの影響をうけて、そういう「行動」をとってしまっているということですよね?
その「行動」を手放すには、気づくことが第1歩です。
そして、気づく自分のゾーンの時間が長くなっていくけばいくほど、その習慣的な行動は、手放していくことができるようになってきます。
だから、今は、苦しいかもしれませんが、自分で気づけているということは、とても大事なことで、手放すための第1歩を歩みだせているということなんですよ。
ご相談ありがとうございました!少しでも、るるさんの心が楽になっていると嬉しいです。
自分が捉われている思考を手放したい方へは、こちらのマインドフルネスやヨガもおススメですよ。
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