今日は、ココロノマルシェへのご回答です。
■好きな事を仕事にしたいのに何にもうまくいかない!(みどりさん)
はじめまして。演奏家になりたいと思い、音楽大学に通っている大学生です。
私は音楽大学に通い、今年までの三年間、私の担当である、一人の女性の先生に指導して頂いていました。
ですが、入学2年目頃から本来の授業時間に私語ばかりされるようになり、それ以外のわがままな態度にも耐えられなくなって、信頼関係は崩れていきました。そして、今回のコロナ騒動で亀裂は明らかとなり、進路やこれからのことで意見が合わなくなり、私は担当の先生を変えて貰う事にしました。
私は、高校生の時も違う女性の先生に指導して貰っていて、厳しい指導で、私も精神的に参ってしまい、当時は体が常に緊張していて、その後もその先生とは信頼関係を気付くことはできませんでした。
また、今年の春大学外の先生を探そうと、男性の先生のレッスンを受けに行ったところ、セクハラをされてしまい、今も心に傷を負っています。てなわけで、ほとんど音楽界の大人達と上手く関係を築けた事がありません。
現在は、また違う先生にご指導して頂いて、今の安心出来る環境に感謝し満足しているのですが、ここまで音楽家達と上手くやれない自分が、はたして音楽家になれるのだろうか。という不安が残っています。
また、最近は頑張ってきた事が報われないことと、いい子をずっと演じてきて疲れた事、遠距離のロックマン彼氏と会えていない事、などが重なり、自分が何をしたいのか、そして何のために生きているのかが分からなくなってきました。
何か気分転換にしてみようと思っても、動けない事が多く、鬱病かな?とも疑い始めました…
本当はナマケモノで情熱系武闘派女子の私なはずなんですが、なかなか元気が出ません…
だれか助けてください〜!!
みどりさん、こんにちは!れんが回答させていただきますね。
大学生で「演奏家になりたい」と、自分がやりたいことが、しっかり見つかっていて、一生懸命頑張られているのは、本当にすごいと思います。
ですが、みどりさん、頑張りすぎて、少し疲れてしまっている状態かもしれません。
疲れていると、ネガティブな方へ思考が向きやすいので、今は、色んなことから少し距離をおいて、休むということが必要な時期かもしれません。
きっと、今のみどりさんには、「休む」っていう選択肢はないのかもしれません。
だって、休んでしまったら、
「周りにおいていかれる」
「遅れをとってしまう」
そんな恐怖に心が支配されてしまっていませんか?
セッションであれば、みどりさんに、こんなことをお伺いすると思います。
「なぜ、演奏家になりたいと思ったのですか?」
「自分1人で頑張らないとと思ってしまっていませんか?」
「誰かの期待に応えようとしているのなら、それは誰?」
「お母さんってどんな人ですか?」
ということです。
> ここまで音楽家達と上手くやれない自分が、はたして音楽家になれるのだろうか。という不安が残っています。
みどりさんが、音楽家達とうまくやれないのではなくて、うまくいかない人間関係を作ってしまうだけなんです。
音楽家の世界があわないのではなくて、そのような人間関係の渦を作りやすいだけなんです。
それは、なぜか?
高校の時の厳しい先生や、私語が多い大学になってからの先生と、似た人がご家族や周りにいませんか?
詳しくは、お話を聞いてみないと分かりませんが、
例えば、お母さん。
もし、みどりさんのお母さんが、厳しかったり、ヒステリックな所があったり、感情の喜怒哀楽が激しかったり、おしゃべり好きで、いつも、みどりさんが聞き役だったりすると、
お母さんとの関係を、その先生に映し出してしまっている可能性があります。
(お母さんがそうでなければ、ごめんなさい。もし、当てはまる人がいれば、その方に置き換えて、以降の文章を読んでみてくださいね。似た人がいれば、その人との関係を映し出しているということです。)
だから、どこへ行っても、その先生との間には、「お母さん」との関係を映し出しやすいので、そういう状況を無意識のうちに、自ら作り出してしまったりするんですね。
で、もし、お母さんがそういう存在だとすると、みどりさんは、自分でも気づかない間に、お母さんのように感情を出したり、自分の喜怒哀楽を出すことを、自分に禁じてしまいます。
なぜかというと、「お母さんみたいになりたくない」と心のどこかで思ってしまうからです。
感情を出すって、「女性性」を使うのですが、私たちって、「女性性」の多くをお母さんから学ぶことが多いです。
一番、身近にいる女性の大人だからですね。
そして、お母さんが「女性性」が強くて、その感情に自分が振り回されたりしていると、
みどりさんは、自分に「女性性」を出すことを禁じます。
だけど、本当のみどりさんは、きっと、女性らしくて、とても感情豊かで、女性性が強い方なんじゃないでしょうか??
きっと、人を癒す才能も豊かなんだと思います。
だから、セクハラ事件にあってしまったのかもしれません。
セクハラ自体は、とても辛いことですが、きっと、それだけ、みどりさんは、強い女性性と癒しの力の持ち主なんだと思います。
演奏家には、ぴったりの、素敵な力ですよね。
ですが、きっと、今のみどりさんは、自分が持っている強いエネルギーを自分で禁じてしまっているので、コントロールしている分、すごく疲れてしまうと思います。
だって、自分らしくエネルギーを使えていないから。
なので、セッションであれば、お母さん(または、そこに当てはまる方)とみどりさんの関係を深くほって、その関係を見直していくことをご提案すると思います。
その関係を見直すことで、自分の周りの人間関係も変わってくるからです。
そして、本来、みどりさんが持っている、女性性や、人を癒す才能を、みどりさんらしく出していけるようなカウンセリングをしてきます。
みどりさんが、悪いのではなくて、今のような状況が起こっている理由が必ず何かあります。
だから、動けない自分を責めるのは、辞めてくださいね。
> 自分が何をしたいのか、そして何のために生きているのかが分からなくなってきました。
こう思ってしまうのは、自分1人で頑張りすぎて、もう限界がきているからなんですね。
よかったら、この言葉を、声に出して言ってみてください。
「もう頑張りたくない。もう限界です。」
「一人で頑張るのはもうしんどいです。」
「これだけ頑張ったら認めてくれますか?」
「もう誰かの期待に応えたくありません。」
どうでしたか??どんな感じがしましたか?
声が震えましたか・・?笑
声に出して、言いづらいのであれば、それだけ、1人で頑張ってこられた証です。
だから、1人での頑張りを手放して、誰かに頼ったり、弱音を吐いたりしてみてください。
もし誰もいなければ、私たちカウンセラーにいつでもお話に来てください。
今は、少し休んで、自分の好きなことをして、自分を大切に扱ってあげてください。
辛い時は、頭の中でグルグル考えてしまいガチですが、
そうすればするほど、自分の本心や感情と繋がれなくなってしまうので、そんな時、忙しく動きまわる頭の中の思考を止めるには、ヨガもおススメですよ。
今は、無理に動こうとせずに、ゆっくり休んでくださいね。
大丈夫です、みどりさんは、動ける時は動ける方なので!^^
この度は、ご相談ありがとうございました!
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