他人と比較して落ち込んでしまうのをやめたい【ご相談】

お悩み相談

メンタルトレーナー
マインドフルネスカウンセラーのれんです。

桜の綺麗な季節になってきましたね!

お天気がいいだけで、幸せな気持ちになる今日この頃です。

今日はココロノマルシェに回答させていただきますね。

■他者と比べるのをやめたい うみうしさん

私は自己肯定感が低いです。
何かにつけて人と自分を比べた考え方をしていることに気づきました。
「人は人、自分は自分」「自分と他人は違うんだから比べても意味がない」
どれだけ頭でわかっていても、癖のように考えてしまいます。
そんな考え方につかれました。自分で自分を愛して余裕のある人間になりたいです。
そのために、私の環境や状況をどのようにとらえたらいいのか、どのように考えたらいいのか、ヒントをいただきたいです。

<私の環境、状況>———-

「明日世界が滅びるとして、最後の時間を共に過ごす相手に私を選んでくれる人はいないだろう」
こんな考え方をよくします。要するに私は誰にとっての特別でもない、と思っています。
この「誰」の中に両親は含みません。
両親からの絶対的な愛情を私は確信しています。
ですが、親から愛情を注がれることは当たり前だとも思っています。
そうでない方がいらっしゃることは十分承知していますが、「私」には当たり前なのです。
なので、それ以外の誰かの特別になりたい。なれていない自分は空しい。そう感じています。

この感情に気づいたきっかけは、ある憧れの人への執着でした。
その方は前述の「明日世界が~」という私の嘆きに対して「俺の世界には必要だけどな、〇〇という存在が」と言ってくれた人でした。
今にして思えばその言葉に救われたと同時に「この人なら受け入れてくれるかも」という勝手な期待を抱いたのかもしれません。

その方と2人きりで話したり遊んだりできる時間が私には特別でうれしいものでした。
ただその方には、私より親しい人、懇意にしている人、付き合いの長い人がたくさんいます。
なので2人きり以外の場面では彼はほかの人と楽しそうに話しているし、行動を共にします。

また、自己肯定感が低い人は幼少期の環境に原因がある、というお話をよく見かけたので、自分の幼少期について考え分析してみました。
母が言うには、弟が生まれたころにいわゆる赤ちゃん返りをしたということでした。
全く自覚はないのですが、「母親を取られた」という気持ちが私に起こったのかもしれません。

そんな弟も今では二児の父。初孫を前に両親はデレデレです。
さんざん迷惑をかけてきた弟が何のお咎めもなしで、今では一人前面しているのがどうにも受け入れきれないのです。
両親の中で子供は平等です。ですがその平等が納得できないと、心のどこかで思ってしまう。

<お聞きしたいこと>———-
自己肯定感が低いという一方で、私は弟に比べて自分のほうが優れていると考えている部分があります。
前述の憧れの方に対しても「あの人より私のほうが美人なのに」「あの人より私のほうがスタイルがいいのに」と、心のどこかで思っています。
やはり誰かと自分を比較しているのですが、比較したうえに相手を見下している節もあり、自己肯定感が高いのか低いのか自分がわからなくなってしまいました。

こういう悩みを抱えている時、「どういう考え方をしたらいいか」という論理?は理解しているつもりです。
ですがどうしてもそれを自分に浸透させることができない。
どうしたらそう言った考え方を身につけることができるのでしょうか。

※全文はこちらから

うみうしさん、こんにちは!
れんが回答させていただきます。

私からは、マインドフルネスの観点も交えて回答させていただきますね。

相手と自分を比較してしまう。

比較してしまうと、嫉妬や自己嫌悪の気持ちが襲ってきますが、これって、実はものすごいことなんです!

だってね、嫉妬するということは、

自分にもその才能があるはずなのに!

(今はそれが発揮できていないだけ)

って、実は、思っているってこと。

だから、比較して落ち込んでしまうんです。

ということは、それだけ、うみうしさんの中には、

私だって、できるはず!

と自分の才能に気づく力を持てているということ。

だから、嫉妬の気持ちが、でてきたら、
やったー!!と思ってもいいくらいなんです。

えっ?思えないから、相談してる?

そうですよね・・・。

カウンセリングであれば、ご家族との関係に問題の背景をみていきますが、

今日は少し違う視点でお伝えしますね。

うみうしさんの場合は、自己肯定感が低いと捉えることもできますが、

自分に厳しく、目標設定が高いのだと思います。

(私も同じ傾向があるので、よくわかります)

それだけ、
向上心が強く、自分にも厳しい頑張りやさんだということ。

きっと、
人に頼ることも苦手で、なんでも自分でやるタイプなのではないでしょうか?

> 何かと家族に心配や迷惑をかけることがあり、私にとっては「信じられない」「なんでそうできる?」ということも多々ありました。

この文章から、そう感じました。

1人で頑張りすぎていると、心理学用語だと「自立」という状態になります。

自立って、1人で頑張るので、周りに頼れない。

そして、
自分を守ろうとするので、周りがすべて敵に見えてしまうこともあります。

だって、
自分が先に自分を守ってるから、周りは敵にしかみえないんです。

すると、
周りの人が、どれだけ、愛情を注いでくれたとしても、あなたは受けとることができません。

つまりね、
これって、間違え探しの思考になってしまっているんです。

例えば、ウオーリーを探せ!

あんなにたくさんのウオーリーの中から、たった1つのウオーリーを探すでしょ?

それと同じように、
うみうしさんは、99個の良いところがあっても、たった1個の自分の悪い所へ、意識がいってしまっているんです。

これと同じように、きっとご両親もたくさん、うみうしさんに愛情を注いでくれているのに、

「ない」ものばかりに意識がいってしまっているんです。

これは、単なる意識の癖です。

意識することで変えられます。

また、うみうしさんは、ご自身の目標設定が高いので、自分の中のエゴの力も強いんです。

エゴっていうのは、

「~しなければならない」

「~すべきだ」って

自分を主張する心の声。

エゴは、あなたに、わざわざ大変なことをやり遂げる道を進めたりします。

エゴにとっては、自分の存在価値を示すことが究極の目的だから、

自分に困難や高いハードルを与えて、それを乗り越えさせて、自分の存在価値を感じさせるんですね。

エゴは、いつも、あなたを叱咤激励し高い山へと登らせようとするんですが、いつも必ず得られるとは限りませんよね。

で、その度に失望し、自分自身を認めないモードに入ってしまいます。

例え、
その自分で課した高いハードルを登り切れたとしても、

他にも高い山は無数にあるから、満足感を感じることが出来ないんです。

それでも、エゴは更にあなたに頑張るようにと促します。

「もっと出来るだろう!」

「そんなんでどうする!!」

あなたの内側はどんどん問題を作り出し、分裂していっちゃうんです。

エゴが強いと、
どんなに自分を責めていようと
どんなに罪悪感を感じていようと、

そもそも等身大の自分ではない自分を求め続けているということになるので

ある意味、とても傲慢な行為なんです。

そして、自分で作った理想と現状の自分の落差に失望し、更に求め続けちゃったりします。

私も書いていて、耳が痛いですが、

もーそれは、苦しいよね。

だからね、その分、
うみうしさんは、とても頑張り屋さんなんです。

じゃあ、どうすればいいんですか??
どうしたら、
考え方を身に着けることができるのか??

ということですが、

私からのご提案は、マインドフルネスの1つでもある、

セルフコンパッション(自分への思いやり)をお勧めしたいです。

自分に優しくする

自分がどんな時も自分の味方である!

私が、私の為に、いつも側にいてあげるよ

っていうことを感じていくことです。

そうすると、
自分の嫌な所や、ないものばかりに目がいってしまう癖もなくなります。

具体的な方法としては、

①友達が彼に振られた!と落ち込んでいたら、どんな言葉をかけるか書き出してみてください。

②自分が彼に振られた!場合、どんな言葉を自分にかけているか書き出してみてください。

きっと、①と②を比べたら、
どれだけ、普段、自分が自分に厳しい言葉をかけているか気づくんじゃないかなと思います。

で、今度、嫉妬の気持ちが浮かんできたら、

自分責めの言葉を自分に浴びせるのではなくて、

①で書いたような言葉を毎回、毎回、自分へ声をかけしてみて。

3カ月くらいは、続けてみてください。

必ず、変化があると思いますよ^^

1人で難しい時は、
ぜひぜひ、私のマインドフルネスのクラスか、カウンセリングへお越しくださいね。

もういい加減に幸せになりたいわ!
ありのままの自分で幸せになるための心理学講座もありますよ^^

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私は、自分軸を作ることを
中心にセッションをしています。

自分に自信がない
頑張っているのに、どこか満たされない

心がいつも色んなことにかき乱されてしまう
自分がどうしたいか、よくわからない

恋愛、仕事、家族、
色んな事に振り回されてしまって、

自分がどうしたいのかを見失ってしまう
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自分の軸を作ると、
パートナーシップも、家族も、
恋愛も、仕事も、人間関係も、
あらゆる問題が解決できるようになります。

すべての問題は、あなたの軸が、
きちんと定まっていないことから起こります。
軸が定まれば、
すべての問題は解決できますよ。 ^^

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