ガネーシャの秘密。ネズミは心の象徴。

哲学×心理学

2020年の干支は、「ネズミ」。

インドでは、ネズミは、ガネーシャの乗り物として、とても有名。

ガネーシャは、日本では、「夢をかなえるゾウ」の本で、人気になった象の頭を持った神様だから、みんなも一度は、見たことがあるんじゃないかな?

実は、このガネーシャ神はネズミを乗り物にしているから、今年はガネーシャの年ともいわれている。

いい写真が、あまりなかったけど、ネズミに乗ったガネーシャ

なぜ、ゾウのガネーシャがネズミにのっているのか?

実は、いつも何かを恐れ、せわしなく動くネズミは、私たちの心の象徴だと言われているのです。

一番大きな動物である「ゾウ」の頭を持つガネーシャ神が小さな動物に乗る意味は、

小さくて落ち着かない心をガネーシャ神がコントロールしている象徴」だと言われている。

私たちも、感情で揺れ動く心に対し、内側にある本来の自我をいつも忘れなければ、それをコントロールすることができるよ、ということを示唆しているのだそう。

また、ネズミは、嗅覚の象徴で、嗅覚のする方向へただ、欲望のまま、自由に動きまわる生き物。だから、ガネーシャ神は、ネズミによって象徴されている欲望と無知を制御してくれるものであるとも考えられている。

さらに、このネズミは、退治された悪魔が、ガネーシャによって姿を変えられたものであるとされ、暗闇の象徴。そして、ガネーシャ神が、このネズミを乗り物にしているということは、彼が暗闇の世界を制御していることの象徴だそう。

色々、神話があっておもしろい。

そして、ガネーシャ神のゾウにも、色々なお話がある。

ゾウは、目、耳、鼻が発達していて、視覚、聴覚、嗅覚などの感覚が微細なことで有名な動物。

象は、身体の大きさに比べて、とても小さな目をしているんだけど、近くのものはもちろん、はるか遠くにあるものまで、よく見ることができる。これは、ガネーシャ神が、とても微細に、いろんな物事を見通すことができることを象徴している。

そして、ガネーシャ神のゾウの大きなお腹は、どんなことでも消化する魔法のお腹。

私たちは、良い経験は消化できるが、そうではない経験は否定的な記憶として残り、何度も思い返して、それらに影響されることさえある。

だけど、ガネーシャ神のおなかは、良い経験も悪い経験も消化することのできる力を表している。

それに、ゾウは、うちわのような大きな耳を持っていて、遠くの微細な音まで聞くことができる。雑音など、聞きたくない音については、その大きな耳で、遮断することもできる。この大きな耳は、ガネーシャ神が、多くの人の望みや意見を聞き入ることができ、自分の意志によって、聴覚をコントロールし、聞きたくないときには、雑音をシャットアウトして、心を穏やかに集中するためといわれている。

更に、ゾウの一番の特徴である長い鼻は、微細に、いろんなものを嗅ぎ分けて、必要なものを拾い上げて、必要のないものを投げ捨てることができる。

これは、ガネーシャ神が、いろんな物事を微細に識別する智慧を持っていて、必要なものと必要のないものとを、正しく取捨選択できることの象徴なのだそう。

そんな、ガネーシャ神は、私たちが直面する困難や障害を取り除くことから、事始めにいつも礼拝され、商売や学業の発展をサポートする神様といわれているのです。

ネズミ年の始まりに、ネズミに関わるガネーシャのお話でした。

みなさんの、1年が素敵な、年になりますように・・・★ 

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