愛とリスペクト

その他

私のカウンセリングの師匠は根本さんだけど、私には、ヨガの師匠(以下グルと呼ぶ)もいる。

私のヨガの師匠は、インド人で、40年以上ヨガ一筋。ヒマラヤで10年以上も厳しい修行を積んで、時には、飲まず食わずで2週間、洞窟の中で、ただ座って瞑想するような修行もしていた、かなり人間離れした人。

だけど、会うと、いつもやさしく包み込んでくれて、必要な時に、必要な言葉をくれる。

今は、あまり頻繁に会う機会はないのだけど、久々に会うと、やっぱり、心も身体も、すごく調整される。

自分が罪悪感を抱いている時は、なぜか、それを全部見透かされていて、心を丸裸にされそうで、話しかけること自体が怖いとさえ感じてしまう、そんな偉大な存在。

先日、グルのクラスでアシスタントを務める機会があり、久々にグルに会った。

その冒頭で、グルがこんな話をした。


「愛」+「リスペクト(尊敬)」が人間関係には大切。それが、人生の勉強です。

愛だけが強くなりすぎて、リスペクトがなくなると、愛に執着し、復讐、リベンジと、愛が怖いものに変わってしまう。

「大好き」になると「愛」になる。

自分を大好きにならない場合は、他のところに大好きを探し、それは、エモーション(感情)になる。

大切さがわかると、「尊敬」になる。

自分の大切さがわからないと、自分のことを尊敬できない。それで、他のものから、尊敬をもらいたくなったら、それは、単なるエゴになる。

尊敬と愛は、エゴとエモーション(感情)にかわってしまう。

尊敬と愛は、他のところから、貰うものではなく、自分の中の深いところにあると「気づくこと」です。

それに気づいたら、尊敬と愛は、永遠にみんなに広がります。

「尊敬と愛は、貰うものではなく、与えること。」

もし、自分に誰からも尊敬や愛がないことに気付いたら、すぐに自分で尊敬や愛を人のために与えていないことに気づきましょう。

これから、尊敬と愛をたくさん与えれば、自然と尊敬と愛をもらうことができます。

みなさん、Happy New Year。 Happyは、「なるもの」じゃなくて、「気づくもの」

自分の中の尊敬と愛に気づく、そんな1年にしていきましょう。


そして、グルは続けた。もし、悩みがある人は、いま、心の中で、グルに悩みを話してみて。

グルは、神だから、今日、神に話したから、神はそれを全部受け取って、それを、もう燃やしちゃったよ。だから大丈夫! 今日で、全部忘れて。

悩んで自分を責めることは、I don’t respect myself 自分の心を自分でリスペクトしていない象徴だよ。それは、一番よくないこと。だから、自分で自分の心をリスペクトして、尊重して

私にとっては、根本さんもグルもそうだけど、必要な時に、必要な出会いが、きちんと用意されている。そして、それは自分のタイミングでやってくる。それを運命と呼ぶのだと思う。

そして、自分の悩みを手放すタイミングも、みんなに、必要なタイミングで必ずやってくる。

私も、いつか、カウンセラーになって、話を聞くことができる日がきたら、「私に話したから、もう大丈夫!その罪悪感、もう燃やしたから!今日で終わり!忘れて!」と胸をはって言ってあげられるような人になりたいなーと思う。

(そんな、ウルトラカウンセラーになれる日がくるかな・・・私。)

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