「～しなければならない」という頭の中の警察官が出てきた時のマインドフルネス

今日は
15時間コトコト骨を煮込んで作ったボーンブロススープでチキンライスを作りました！

我ながら、上手くできて、殿堂入りレシピの登場です。

先週の心理学講座で、
たくさんご質問をいただいたのが、

「エゴ」について。

今日は
そのエゴの声についてお話したいと思います。

★★★

エゴっていうのは、

「～しなければならない」「～すべきだ」って自分を主張する心の声です。

ふとした瞬間に、
こういう声が自分の心の中で、でてきませんか？

私は、それを

頭の中の警察官！！って呼んでます。

もっと頑張らないといけない

私のやり方は間違ってるから、こうしなきゃ

本当は、
こうしたいけど、達成するためには、こうしなきゃ

などなど。

エゴは、あなたに、
わざわざ大変なことをやり遂げる道を進めたり、シンプルなことをややこしくしたりするんです。

エゴにとっては、
自分の存在価値を示すことが究極の目的だから、

自分に困難や高いハードルを与えて、
それを乗り越えさせて、自分の存在価値を感じようとする

エゴにとっては、
課題を作り出し、それを克服することで、

自分はすごいんだと思わせるのが仕事だから、素の自分な生き方を否定するんです。

「そんな楽に行くわけないでしょ」

「ありのままのあなたで行けるの？」って、否定します。

あなたも、こんな経験はないですか？

すごく感覚的なお話だけど、

これはすべて、
あなたの頭の中で起こっていることなんです。

特に、
完璧主義モードの人のエゴは、

あなたを叱咤激励し高い山へと登らせようとするの。

でも、いつも、
その山を登り切れるとは、限らないでしょ？

その度に、
あなたは失望して、自分自身を認めないモードに入って、

更には、
与えてくれる「はず」なのに、与えてくれ「ない」ものばかりに、目がいってしまうの。

時にね、
その高い期待の山を登り切れたとしても、他にも高い山は無数にあるから、

あなたは、
どれだけ登っても満足感を感じることができないの。

それでも、
エゴは更にあなたに頑張るようにと促んです。

「もっと出来るだろう！」

「そんなんでどうするんだ！！」って。

★★★

どんなに自分を責めていようと

どんなに罪悪感を感じていようと、

そもそも等身大の自分ではない自分を求め続けているということになるので

ある意味、
とても傲慢な行為なんです。

そして、
その理想のあなたと現状のあなたの落差に失望し、更に求め続けます。

もーそれは、苦しいよね。

これが、
エゴに動かされている例です。

で、ここで、注目したいのは、
これがいいとか、悪いとかじゃなくて、

これは、エゴの正常な働きなんです。

人間であれば、
ある意味、自分を守るためにもっている正常な思考の働き。

あなたの中には、
常に、エゴと素の自分が存在します。

エゴにとっては、
素の自分は有能ではない！って思っているわけ。

こんな時の心の持ち方としては、
ぜひ、その度に、チャンスをもらったと思ってください。

なんのチャンスか？？

自分のエゴに気づき、
エゴに働かされない自分と向かいあうチャンスです＾＾

ありのままの素のあなたを受け入れるチャンスです！

★★★

瞑想をする時に、
親指とひとさし指で、こんな丸を作るのをみたことがありますか？

ヨガではこの手の形を「ムドラ」って呼びます。

これには、実は、意味があって、

親指はありのままの自分を表します

人差し指は、自分のエゴを表します

エゴが強い人って、
人差し指を立てて、相手を怒ったり、自分の意見を主張したりするので、

人差し指には、エゴの意味があります。

親指（自分）で、ひとさし指（エゴ）を抑えて、

私は私のエゴを自分で抑制します。

っていう意味がある手の形なんですね！

それくらい、
エゴは私たちに浸透している思考の１つ。

そんなエゴとは、
上手く向かい合っていくための、第１歩は、

自分で自分のエゴの声に気づくこと。

その力を養えるのが、
マインドフルネスでもあるんです＾＾

ただいま私の原点である
マインドフルネスの講座を企画中です。

また詳細が決まりましたら、お知らせしますね！

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