私たちは、実は幻想を現実だと思い込んで生きている

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今日は少し深いお話をしたいと思います。

ヨガの哲学では、この世界はすべて「幻想」だと教わります。私たちは、深いところでは、みんな繋がっていて、ワンネスだったいうお話を以前ブログで書いたことがあります。

そして、それと同じように、私たちが生きている、この世界は幻想であり、神（魂）の世界から人は、ここに遊びに来ているという考え方をするんですね。ヨガ用語では、「マーヤ」という呼び方をします。

またマニアックでごめんなさい！考え方の１つなので、楽しく読んでくださいね。

私たちが「今」生きている、この人生は、すべて「夢」だという考え方なんです。

例えば、みんな夜眠っている時は、夢を見ますよね。そして、夢を見ている時は、それが現実だと勘違いしています。だけど、眠りから目覚めた瞬間に、「あっ！夢だった！」と気づくわけです。

それと同じことに、人は、死んだときに気づくと言われています。「あっ！生きていた世界はすべて夢だった！幻想だった！」と。

このお話を理解するには、つまり、私たちは、日常生活の中で、いつも心の奥では、ずっと夢を見て、妄想を抱いていることに気づく必要があるのです。

すごく不思議な話ですよねー。ここから、心理学の話とも関連するのですが、例えば、私「れん」という人間がいます。

たぶん、みんな、私に対して、色んな思いがあると思う。

このブログを読んで下さっている方で、私のことを奥深い！素敵！と思ってくれる人もいれば、なんか気に障るな、好きじゃないな、怪しいな？と感じている人もいると思います。

私「れん」は1人の人物ですが、見た人の数だけ、「れん」という人物像が存在しますよね。

だから、みんなが見ているのは「れん」というリアルな人物像ではなくて、その人の心の中の観念、解釈、感情が、「れん」という現実に投影された姿だって言えます。

私「れん」は、ただ、みんなの心の中（＝幻想）を映し出した、鏡なだけなんです。

こうやって、人は、色んな対象に自分の幻想を投影して、自分なりの解釈によって現実世界を創り出していると考えられます。

だから、その世界は「幻想」でしょ？？

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「～しないといけない」「～するのが正しい」というのも、勝手に自分が作り出した幻想っていえると思います。そうやって自分が過去の経験から、思い込んでしまっているだけということ。

「彼に嫌われたかもしれない」「友達に悪く思われているかもしれない」と人の目を気にしてしまうのも同じです。他人がどう思っているかは、その人に聞いてみないとわからないので、自分が思い込んでいるだけの「幻想」。

自分が作り出した「幻想」に自分で縛られて、辛くなってしまっているという状態なんです。

「こうしたら〇〇になってしまうかも」という未来のことを不安に思ってしまうことも同じです。未来がどうなるかを決めるのは「今」なんですね。未来のことを不安に思っていても、何も解決しないので、そのために「今」何ができるか、「今」のことを考える。

「今」のその瞬間の積み重ねが「未来」でしかないんです。

そして、「強く思えば、そうなる」という強い意志力を人間は持っているので、未来のことを不安に思うより、「こうなりたい！」っていう未来をイメージして、「今・その瞬間」にその姿を強く思ってさえいれば、そんな未来が必ずやってきます。

だから、よく、自分の世界の創造者は自分だ！なんて表現をするんですね。自分の「想い」が外の世界を未来を作り出すからです。

なんか、話が段々大きくなってきてしまいましたが、「この世界は夢だった！」と気づく時に、その夢が精一杯楽しめたな！と思うように、毎日Happyな思いで心を満たしていこうね。

それが、一番、「今」できる大切なことだから。　というお話でした。^^