今日はココロノマルシェのご相談へのご回答です!
■自覚のない自己犠牲をやめたい(なのかさん)
コロナの自粛期間中から精神が不安定になってしまいやすくなりました。
その中で職場での特定の人との対人関係に悩むことが2回ほどあり、一度は出勤できない状況にまで陥ってしまいましたがその後周りの上司や仲間からの支えもあってすぐに復帰できました。復帰後、悩んでしまった経緯や原因なども冷静に分析はできたのですがそこで自分の自己犠牲的な部分に上司が気付いてくれました。
例えば、誰が見ても絶対にしてはいけないことを繰り返す先輩に対して自分が辞めるか先輩が辞めるかのどっちか、と思ってしまったり
そういうよく分からない人のせいで自分が変わらなきゃいけないのは嫌だ、という感覚も上司から その人のためじゃなくて自分のためだよ!その人みたいな人が今後来たときに対応できるようになるためだよ!と言われてハッとしました。
ハッとしたけど一生このサイクルな気がします。
もっと色々あったのですが、、
思えば小学5年生くらいからこのサイクルにずっとずっとハマり続けていたような気がします。その度に死にたくなったり、学校会社をお休みしてしまったり、、
高校生の時は不登校になって中退してしまいました。
今はなんとか就職もできて今度昇進するところまで来ているのですが
前向きに生きていきたいのに、このサイクルがまたいつか起きるのではないかとビクビクして生きています。
こんな自分をやめたいです。
そもそも自己犠牲的という優しい人間かもわかりません、、ただのお節介だけど自分にとってはやめてほしい、気になって仕方がない、、
自己犠牲のやめ方について検索したらたまたまこのサイトを見つけることができました。
すみませんがご教授よろしくお願いします。
なのかさん、こんにちは!れんが回答させていただきますね。
コロナの状況で普段とは違う毎日なのに、職場の方とうまくいかなくなると、本当につらいですよね。
今はどうですか?落ち着かれていますか?
まずは、無理をせずに、自分の機嫌がよくなることを、たくさんしてあげてくださいね。
「自己犠牲のやめ方」について、なのかさんは、そもそも、なんで自分がそこまで
「自己犠牲をしてしまう」ようなところができてしまったのだと思いますか?
何か思いあたることはありますか?
>そもそも自己犠牲的という優しい人間かもわかりません、、ただのお節介だけど自分にとってはやめてほしい、気になって仕方がない、、
と書かれているので、ご自身でも、自分は「自己犠牲」なんてしていない!!と思われている所もあるのかもしれませんね。
もしかすると、「自己犠牲」というよりも、優しい、なのかさんは、みんなのために、会社のために、相手を変えたい、相手に変わってほしい!と願って、相手をコントロールしようとしている所があるのかもしれません。
セッションであれば、まず、まのかさんに、こんな質問をすると思います。
「あなたにとって、自己犠牲ってどういうことを言うのだと思いますか?」
「対人関係がうまくいかなる職場の人に対して、どんな感情を持ちますか?」
「小学校や、高校の時の不登校の時、原因となった相手に対してどんな感情をもちましたか?」
「それらの出来事での気持ちと同じような気持ちを持つ相手が家族にいますか?」
ということです。
>前向きに生きていきたいのに、このサイクルがまたいつか起きるのではないかとビクビクして生きています。
まのかさんにとって、同じような事件が起こってしまうのは、その都度、その都度、相手は違えど、同じような感情を抱いてしまうからなんだと思います。
パターンになってしまっているようなので、その感情の原因の元になっていることを、見つけたいなと思いました。
カウンセリングであれば、ご家族や、育ってきた環境のことをお伺いして、そのパターンとなっている感情はどこから来たのかをほっていくと思います。
詳しいことは、お話をお伺いしないとわかりませんが、
ご両親や、ご兄弟に対して、今回と同じような相手に対する感情を抱くことはありませんか?
例えば、「誰がみても絶対にしてはいけないこと」を繰り返す、身近な人がいたり、
自分をコントロールしようとする相手がいたりです。
もしあるとすると、その方との関係性を見直し、癒していくことで、「自己犠牲」という部分はなくなっていくと思います。
そして、ご理解いただいておくといいかなと思うのは、
「相手のことはコントロールできない」
ということです。
まのかさんは、とても優しいかたなので、優しさや、その方のためを思って、とっている行動、愛のある行動だと思うのですが、
自分が思うように、相手に変わってほしいと思うのは、優しさや愛ではなくて、コントロールです。
本当の優しさは、相手をありのまま受け入れることです。
私はヨガ講師なのですが、ヨガでもカウンセラーとしても、
「良いとか、悪いとか、自分の判断でジャッジしない」
ということを、叩き込まれます。
「良い・悪い」を判断しているのは、あくまでの自分の中の価値観です。
その人は、そうせざるおえない理由がどこかにあるのかもしれないし、良くないことをすることで、自分の中で満たされない何かを、満たそうとしているのかもしれないし、
相手には相手のタイミングで、変わるときがきます。
とはいっても、今回は、「誰が見ても絶対によくないことをしている先輩」なので、
注意してあげることが、優しさなのかもしれませんが、そこで、自分自身がしんどくなってしまうのであれば、相手と線を引くことが、とても大事です。
相手を変えようと相手に意識をむけるのではなくて、変える対象の意識の矢印を自分に向けてみてください。
>そういうよく分からない人のせいで自分が変わらなきゃいけないのは嫌だ、という感覚も上司から その人のためじゃなくて自分のためだよ!
このお言葉も同じことを言っていると思います。
その人のせいではなく、まのかさん自身が自分を守るために、自分が心地よく生きるために、変わるんです。
相手は、自分の思うように、変わらないので、「自分は自分」「相手は相手」と割り切ることが、とても大事です。
それは、冷酷なことでも、悪いことでも、なんでもないんですよ!
だって、まのかさんを幸せにできるのは、まのかさんしかいないんですから、まのかさんは、自分が一番心地よくて、ハッピーになれる状況を、いつも選択して大丈夫なんですよ。
今のまのかさんは、相手の問題も自分の問題と捉えてしまっているので、相手の問題まで、抱え込んでしまって、きっと、辛くなっている状況なんです。
そんな、まのかさんにおススメなのは、下記の言葉です。もしよかったら、お風呂に入りながらでも、ブツブツ声にだして言ってみてください。
脳にインプットするには、「声」にだすことが、とても大事です。
- 「自分は自分」「人は人」
- 私は、幸せになっても大丈夫
- 私は自分の選んだ幸せを受け取る価値がある
もし、言葉が詰まったら、それは自分に禁止していることなので、なるべくその言葉が言えるようになるまで、唱えてみてください。
相手に意識を向けるのではなく、自分に意識をむける練習には、ヨガやマインドフルネスもおススメですよ!
自分の思考の癖や、意識の癖に、気づくきっかけにもなります。
ご相談ありがとうございました!!
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