年末のテレビ番組で、ヨガはやせるためとか、綺麗になるためのものではなく、第7チャクラを開き神と繋がるためのもの。という話があった。
たくさんの人に「これってどういうこと？」と聞かれるので、私なりの解釈を説明したいと思います。
チャクラとは？
ヨガでは、カラダの大事なエネルギーポイントを「チャクラ」と読んでいます。
エネルギーポイントってなに？ということだけど、例えば、暗い顔をしている人をみると、「今日は、あの人、負のエネルギーが出てる・・」と思うことあるよね。
そういう目には見えない人のエネルギーみたいなもののこと。
だから、チャクラは、私達の感情や思考、更に、顕在意識と潜在意識の関係によっても影響をうけると言われている。
例えば、感情を押し殺して、エネルギーが停滞すると、チャクラは不活発になってしまったりする。
チャクラは、解剖学的にも、たくさんの神経が集まる場所で、そこを動かしたり、温めたり、呼吸を送ったりすることで、身体の不調も改善すると言われているのです。
チャクラはどこにあるのか？
チャクラは、第1～第7まで、７つあります。図にするとこんな感じ。
例えば、1番下の赤い第１チャクラは排泄器官や小腸、大腸、直腸につながっていて、土のエネルギー、グラウンディングのチャクラと言われている。
丁度、お尻のあたり。ここがしっかり鍛えられていないと、1つの所に留まっていられなくて、体がウロウロ、気持ちもソワソワしてしまう。
下から2番目のオレンジは、膀胱、子宮、生殖の水のエネルギー。罪悪感の感情と深く結びついていて、罪悪感深いと、この辺りの機能が病気になりやすいと言われて、生殖的な機能も多い部分だから、感情、喜びのチャクラとも言われいる。
3番目の黄色のチャクラは、お腹で、火のエネルギー。ここを活性化させると、カラダ全体温かくなるし、仕事にやる気がでると言われている。
4番目の緑は、胸にあり、空気のエネルギー。胸を開くと、気持ちも明るく前向きになる。
5番目の青は、喉。喉には、たくさんの甲状腺が通っているので、ここを刺激することで、カラダ全体の自立神経のバランスが整えられる。
6番目の紫は、眉間。眉間の後ろには下垂体という脳の大事な細胞の1つがあり、カラダ全体のホルモンバランスをつかさどる機能がある。眉間に意識を向けるだけでバランスが整う。
最後が7番目、頭のてっぺん。これは、第1～第6までのチャクラが整うと、自然に活性化される場所と言われていて、すべて整っている状態（心も身体もクリア）になるので、宇宙や天界の高次元のエネルギー（＝神）とつながれるようになると言われているのです。
だから、ヨギーはいつか、その日がくることを夢見て、毎日、鍛錬しています。
ちなみに、ヨガのポーズは、すべて、これらのチャクラのどこかにあたるようなポーズになっているのです。
例えば、左のポーズは「喉を閉める」ポーズだから、5番目の喉のチャクラにあたり甲状腺を活性化。右のポーズは、胸を開いて、お尻周りの筋肉を使い下半身を強くするポーズだから、1番目と4番目のチャクラにあたるポーズ。
ヨガのクラスは、必ずチャクラを意識してポーズの構成を考える。エネルギーは、下から上へ向かうから、第1から第7まで刺激するポーズにするとエネルギーが活性化されやすい。
神と繋がるには、瞑想が必要で（心をクリアにしないといけないから）で、瞑想するには、身体が、あちこち痛いと、長い間、座っていられないよね。
だから、ヨガで身体をほぐし、チャクラを整えて、瞑想中に「腰が痛い！足が痛い！」と、カラダに意識がいかないようするのです。
ヨガは本来、瞑想を深めるためのもの。瞑想は神と繋がるためのもの。
ヨガは運動ではなくて、エネルギーを高めるためのもの。
だから、ヨガは第7チャクラを開き、神と繋がるためのもの、ということになるのです。
思考が強すぎる人は、カラダを動かすと良いというのは、本当にその通りだと思う。
だから、ぜひ、カラダを動かす１アイテムとして、ヨガを取り入れてみてください！
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