哲学×心理学⑤ 本来の自分と繋がるために大切なこと

本来の自分と繋がるために大切なこと。

心理カウンセラー×ヨガのれんです。

①本当の自分と繋がるとは何なのか？

②どうして本来の自分を知る必要があるのか？

③苦しみや不安に襲われたときはどうしたらいいのか？

④本来の自分に繋がるための５つのハードル

について書いてきましたが、「本来の自分」に関して、理解は深まりましたか？

「本来の自分」って自分の奥深くにある、

誰にも邪魔されない、静かな聖域で、本当は自分は特別で、幸せであるって知っている存在

だと、私は思います。

その存在に気づくためには、練習することが、とても大切です。

一番大切なのは、自分の心を観察する自覚意識を身につけることです。

「自覚意識」って、「自分は、今、悲しいと感じているんだな」って自分の心を客観的にみる意識のことです。

ちょっとずつ歩行練習していくと、だんだん、だんだん、私の心ってこういう反応するんだなっていうことに気づけるようになっていきます。

すると、自分の中心、ニュートラルな自分の軸は、自分の静か静かなスペースとある、「ただある」だけなんです。

例えば、

あなたが、一番苦しい時、一番荒れてる時、一番落ち込んでる時って、もう心の静けさなんてないって思った経験はありませんか？

そういう時ってあるはずだって思っていた日常の平和や、心の静けさがなくなってしまっている錯覚があります。

悲しい時、苦しい時って自分は一人ぼっちだって感じる。もう世の終わりだって。

あなたは人生で何回ぐらいそういう気持ちを味わったことがありますか？

片手以上は行きますよね、両手行くかもしれません。

だって人間だから。

でも、その時に一巻の終わりだって思っても、確かに終わってない証拠が、「あなたという存在」として、ここにいますよね？

あの時の自分に、「大丈夫だよ。今はそう見えないかもしれないけど終わってないよ。」

終わってないどころか、「何か新しいものを発見しそうだよ」ってつぶやくことができて、

その時の、あなたに、そのささやきが、届けられたらどんなに力になると思いますか？

私たち人間は、ついつい、それを他の人に求めたりしてしまいます。

パートナー 家族とか親とか社会とか友達にも。

で、それが一度見つかったらその人にちょっと寄り付きたくなったりする。

でも、その人も人間だから、忙しい時とか、遠くへ行っちゃった時、頼れなくなると、また、「あーっ」てなったりしちゃいますよね。

本当は、最初から最後まで、ずっと自分が、自分の為にいてあげる。

あなたが求めているその大きな役割は最初から、ずっと自分自身の中にあるものだったんです。

ちょっと、想像してみてください。

超好きな人がいて、愛してる人がいて、「この人に一番愛されたい！」っていう思いがあって、

その人に全力で、全身全霊で言葉なんてなくても、

あなたのすべて、いいところも、嫌なところも、ネチネチしたところも、失敗したところも、変な癖も、変わってるところも、オタッキーみたいなところも、

全部が全部その人にいてあげるよ、そのまんまで君はユニークで、そのままでいいんだよって言われたら、どんな気持ちになりますか？？

みんな、きっと、画面の前でニヤニヤしてると思います。＾＾

めちゃめちゃ、幸せでしょう？？

その意識、それが、本来の自分と繋がっている、愛と繋がっている意識です。

自分で自分にその時間を与えてあげてほしいんです。

この、大好きな人に愛されている意識を、

仕事をするとき、電車に乗る時、人と話す時、子供と接するとき、自分と意見の違う人と交差するときにも、

この意識を持ち続けて暮らすことが、本来の自分と繋がっている、愛と繋がっている状態です。

それは、自己信頼にも繋がることですね。

ここまでくると、自分で自分を誰よりも信頼し、愛することができてくるので、

家族や彼、社会に振りまわされることもなくなりますし、他人の目を気にする必要もなくなります。

そして、自分の選択や決断に自信がもてるようになります。

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